住宅を建てる工法は大きく分けて、木造軸組工法、ツーバイフォー(2×4)工法、鉄骨造(ラーメン構造とピン構造)、鉄筋コンクリート造(ラーメン構造と壁式構造)の6種類です。
この中で、間取りの変更を伴う大規模なリフォームにも適した構造は、木造軸組工法、鉄骨造(ラーメン構造とピン構造)、鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)の4種類です。
ただし、中古住宅の場合は古い住宅が多いため、伝統的工法である木造軸組工法かツーバイフォー(2×4)工法が主流です。下の写真でもわかるように、ツーバイフォーは柱や梁が無く、壁が構造体となっていますので、壁の位置変更を伴うようなリフォームは非常に困難になります。
よって、長く住むのであればリフォームが出来やすい、木造軸組工法の方が有利ということになります。 しかし同じ木造住宅でも、都会の密集地によく見られる間口が狭く、奥行きが長い住宅(長屋)や木造3階建住宅もリフォームには適していません。
これらの住宅の短辺方向の壁は耐力壁(耐震要素として重要な壁)である場合が多く、簡単に壁を撤去することができません。 良し悪しはこれで違う。建てられた時期に注意せよ! 家の耐震性は建てられた時期によって異なります。
建築基準法は過去に幾度となく改正が行われており、その都度、耐震性が上がってきています。 一番の狙い目は、建築基準法の大幅な改正が行われた2000年の1~2年後。2002年頃の物件でしょう。2000年に改訂は建物の基礎、構造、防火等に関して詳細が決められた(仕様規定)ものであり、これは現行法とほとんど変わりません。
ただし、2002年以降となると、俗に言う「築浅物件」ですので、価格も高いというデメリットがあります。 もう少し価格の安いものということであれば、耐震への関心が高かった阪神大震災後の2~3年頃の物件、さらに古い物件であれば、最低でも1981年以降の物件をお勧めします。
尚、広告やチラシに記載が無ければ、それはかなり古い住宅である可能性もあります。特に、リフォームされていたりすると、新しいと思ってしまいがちですが、表面的に綺麗に仕上げているだけなので、注意が必要です。